11月10日 21:45追記
おはようございます、たつぞうです。
ビットコインキャッシュのハードフォークとは?
11月15日に、ビットコインキャッシュ(以下、BCH)というコインが、ハードフォーク(クライアントのアップデート)を行うことにより、コインが分裂(以下、スプリット)する可能性が出てきました。
11月3日から、BCHの価格は上昇を続けています。
なぜ、価格が急騰したのか?
理由は、ハードフォークした場合、BCHホルダーに、新たに分裂したコインが同量付与される可能性があるからです。
過去、一番有名なハードフォークといえばまさに今回のBCHが、ビットコインからスプリットした事例。
ハードフォークにより、分裂したコインは、最高値50万にも到達し、いまや確固たる地位を築いています。
(サトシ原理主義者からすると、BCHこそが本当のビットコインとのこと)
BTCホルダーにしてみれば、濡れ手に粟で儲かったのです。
現状は?
11月15日にハードフォークと書きましたが、界隈では、喧々諤々の大論争が。
そもそも、ハードフォークはするものの、スプリットは起こらないとする意見の人も。
詳しい経緯は省きますが(知らないともいう(´;ω;`))
今回のハードフォークに至る経緯では、BCHの内紛が原因のようで、2つの派閥の対立が起きている模様。
よって、現時点でも、コインの分裂が本当に起きるのか、はたまた分裂は起きずに、一方の勢力がBCHを制するのか、双方が妥協して分裂せずに終わるのか(これはかなり確率が低い)は、微妙な情勢です。
私の対応は?
金曜日になってビットコインに関して気になるニュースが。
SEC(米国証券取引委員会)が、ETHDELTAというDEX(分散型取引所)に対して、罰金を科したというニュースです。
これは、ほんの始まりに過ぎないと言われており、SECの該当部門は、今後、同様の摘発を積極的に行うのでは?との見方がされています。
このニュースを受けて、ビットコイン価格は下落しています。
このような状況もあり、仮想通貨の地合いは良くないです。
それと、ポロニエックスという取引所で、BCHのスプリットコインの先物トレードが始まっています。
ティッカー「BCHABC」と「BCHSV」だそうですが、両者の価格は現状、7:1の比率になっており、単純に合計しても、現在のBCHの価格には、わずかに届いていないのが現状です。
過去のハードフォークを知る人からすれば、手元にBCHが残ったうえで、価格がついた分、利益が出るスプリットコインが手に入ればいいという目論見なわけですが、どうもそうはいかない雲行きになってきました。
しかも、最悪のケースはスプリットしない場合。
(単なるお騒がせに終わる(´;ω;`))
この結果に至る経緯を知った市場関係者やBCHホルダーは、BCHを保有し続けるでしょうか?
マーケットは、BCHに価値があるとみなすでしょうか?
今後もまた同様の騒動が起こらない保証はありません。
本来、BCHは「ビッグブロック」という「オンチェーンスケーリング」を目指した正統派ビットコインを自称してきました。
しかし、今回の内紛で、そのポリシーも、BCHを取り巻く様々な思惑次第では揺らいでしまうということが露呈した格好になりそうです(まだはっきりしたわけではありませんが。今後も定期的なアップデートは行わっる予定)
ということで、私のトレード戦略としては、ハードフォークが起きても起きなくても、BCH全体の価値は棄損すると読んで
BCHをレバレッジを掛けてショート!
具体的には、GMOコインにて、ショートを行う予定。
金曜日にメールが来て、15日当日もGMOは、トレードは通常通り継続するということなので、安心しました(ほかの取引所では、売買自体停止というところもあります、自分のトレードしている取引所の状況を確かめておきましょう!)
ただ、ドル円の雇用統計と同じで、ハードフォーク(予定)の当日は、何が起きるか予測不能なところがあります。
今のところ、有給休暇をとって、一日状況を見守る予定です。
あまり欲をかかず、防御力高目でトレードしたいと思っています。
そして、このトピックが終われば次はいよいよ「BAKKT」の出番。
12月12日の取引開始まで、楽しめそうです!
来週が楽しみですね。
どうなることか?
楽しい一週間になりそうです♪