CEX-Layer2について

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たつぞうです。

 

中華系取引所のOKExと、レイヤー2ソリューションのzksyncが手を組みました。これは非常に注目すべき事象だと思いますので、ポイントを挙げていきます。

原文

OKEx Partners with zkSync. Leading exchange OKEx to offer direct… | by Matter Labs | Matter Labs | Nov, 2021 | Medium

ポイント

・zksyncは、zkrollup技術を使った、レイヤー2

・現在、出来高は$28Mで、レイヤー2としては8番手

・中国ユーザーを、規制で失ったOkexにとっては、ユーザーを取り戻したいマーケティングの一環

★通常、ウォレットからzksyncにトークンを運ぶ場合、現状ではイーサリアムの高止まりしているガス代が必要になります。しかし、今回の提携の内容からすると、このガス代を低減するか、全く負担することなく(Okexが負担?)zksyncにアクセスすることが可能となる、というように読めます。実現したら、ユーザーの囲い込み、zksyncの出来高が増加することが予測されます。

 

今後このような、CEXとレイヤー2が手を組むというのは、ケースによって出てくるのでは?と思います。トークンを出していないレイヤー2プロジェクトは資金が欲しい。CEX側は、Defiアグリゲーターとして、ユーザーを呼び込みたい。

ウォレット

Argentが、Starknetや、zksyncと提携を発表しています。このことからも、レイヤー2の、勢力争いが熾烈を極めていることは想像がつきます。

 

ガス代が高いことにより、Solanaチェーンや、Avalancheなどにユーザーが流れたことを、イーサリアム陣営も理解し、焦りがあると思います。その現れなのか、POS化のスケジュールが前倒しされた、とも聞きます。ガス代の低減および処理能力の向上を実現するレイヤー2の覇権争いから、目を離せませんね。

 

「合言葉はお役立ち」

今後も、レイヤー2をウォッチし続けます!

平日お昼12時から10分程度、その日のトピックをまとめたスペースを開催中!

 

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