たつぞうです。
Compoundの概要についてはこちらを参照下さい。
金光さん(BFH)のブログ
Compoundを利用した運用方法
以前、Balancerを使ったBTCの運用方法を紹介しました。
BalancerとCompoundの違いは、一言でいうと「BTC単体で運用できるかどうか」
Balancerでの運用には、BTCを含む複数トークンが必要でした。
しかしCompoundでは、BTC単体(wBTC)での運用(レンディング)が可能です。
また、貸す量と借りる量に応じて、ガバナンストークン「comp」が付与されています。
本来はガバナンスに特化した機能しかないトークンにですが、皆さんご存知の通り、昨夏にComp祭りが起き、そこそこの価格で推移しています。今後、出される提案によっては、利益分配の可能性もあると見ています。
参考記事
分散型金融のレンディングプラットフォームCompoundの独自トークンCOMPとは? | CoinChoice
バージョンアップ予定
さらに、Compoundは今後、大きなバージョンアップを控えているため、新トークンのCashのエアドロをやる可能性が高いです。
それを見越して(もしくは以前から使っているのですが、今後エアドロ条件がシビアになる可能性があるので、レンディング量を増やす意味もあります)
ソフィさんの考案したStrategyを実施したいと思います。
条件
・BTCを保有したまま運用したい。
・借入利率は「42%」をキープする
(算出根拠:メイン担保のwBTCの担保率60%×70%(安全率))
これを日々チェックする。過去にDaiの価格高騰により、清算が発生した事例あり。
・Cashが出てきたら、借入利率をチェックして、借り換える。
具体的には、、、
BTC(BlockFi)→FTXでwBTCに交換→CompoundでSupply(貸出)→USDC(Cash)をBorrow(借りる:70%)→Supply→Borrow・・・以下繰り返す。
いわゆるCompマイニングってやつですね!
ステーブルコインの所は、3つ候補がありますが、テザーとDaiは貸借の金利差がありすぎるので却下(テザーは今後、裁判の結果次第では暴落する可能性もあって、返す時に少なく済む可能性もあるのですが)
残るUSDCにしました。
USDCのBorrow&Supplyは、InstaDappの「Maximize Comp マイニング」を活用できれば、ワンチャン給付金をゲットできるかも?と考えています。
これにより、BTCを保有したままで、運用益をゲット。さらにcompもゲット。もしかしたら、cashのエアドロの可能性もあり、一石三鳥!
上記がうまくいったら、次はCompoundを利用した場合に得られる債権トークン「cトークン」についても、運用できるか、検討したいと思います。
(1/22追記:Sisoさんより。ETHScanでコードを叩く必要あり、却下)
Compの引き出しについての知見
Supplyしている通貨をごく少量追加SupplyもしくはWithdrawすると、その際に合わせてCompも回収されてガス代が4分の1程度で済むそうです。
参考資料(Horyさんの記事)
「合言葉はお役立ち」
今後も、Compoundをウォッチし続けます!