たつぞうです。
NFTの勢いが止まりません。そろそろ一般的なメディアでも取り上げられるようになりました。そうなるとやはりというか、ゆがみが起きてきます。今回は、初めてNFTを触る人が損をしないよう、事例を用いて紹介したいと思います。
The Sandbox
いわゆる「メタバース」と呼ばれる、ネット空間内で、土地を購入したり、ゲームやキャラクターを作成、自由に動かすことができるプラットフォームです。
(こちらも要注目!)
土地の売買
TheSandbox内で、1区画を「Land」という単位で、購入することができます。
そして、つい最近ローンチしたばかりの「コインチェックNFT」こちらは現在β版なのですが、ここでもLandの売買を行うことができます。
そして、このブログの読者ならご存じ、NFTマーケットプレイス「OpenSea」こちらはすでにNFTの売買実績が長いのですが、このOpenSeaとコインチェックで取り扱われているLand、価格差があるのはご存じでしょうか。
現在、OpenSea側では、0.3~1ETH程度の範囲で取引が行われています。
一方、コインチェック側では、0.9ETH以上の売値がつけられているものが多い印象。実際に、OpenSeaで0.5ETHで仕入れて、コインチェックで売るという、いわゆる「アービトラージ」を行っている人がいますw
これはまたしても、国内取引所しか使っていない(使えない)方たちが、カモにされている現状がうかがえます。
OpenSea
海外のNFTマーケットプラットフォームですが、慣れてしまえば、売買はそんなに難しくはありません。ウォレットが必要になります。
(19:00追記)
OpenSeaで、Landのフェイク(The Landbox)が売られていたようです。NFTのマーケットがバブルの様相をていしており、こういうスキャムが今後も出てきます。購入、出品する際は、よく確認するようにしましょう。
【🚨拡散希望🚨】
— べんVen@The Sandbox VoxelArtist (@tobnz39) 2021年3月30日
現在OpenSeaで The Sandbox を偽って
「LAND風の画像」を出品しているアカウントが
ありますのでご注意ください🚨🚨🚨
🚨こちらはLANDではありません🚨
🙅♀️This is not LAND🙅
正しくはThe Sandboxですのでお間違えないよう
よくご確認ください📢 pic.twitter.com/c2AjqpqKp4
注意点
現状、コインチェックはβ版となっており、売買には注意が必要です。
悪意を持って、慣れないユーザーをひっかけるユーザーがいるようです。最近聞いた事例では、オファーを「1XRP」で出して取引成立させたケースがあります。これは、おそらく売り手側がオファーを「1ETH」だと思い込んで売ってしまったケース。売買は自己責任といってしまえばそれまでですが、出品・購入にあたっては、よくNFTの内容や価格、特にどの仮想通貨単位で売買されているか、をよく確認しましょう。
(4月13日追記:本日のCCでのセールでも、0.65BTCで売買が成立してしまった事例が出ました。これは恐らく、買い手が値段を0.65ETHと勘違いして起きた事例です)
一旦売買が成立してしまうとキャンセルはできません。下記規約を参照。
https://coincheck.com//images/nft/coincheck_nft_transaction_manual_20210324.pdf
「合言葉はお役立ち」
今後も、NFTをウォッチし続けます!