たつぞうです。
Defiのcompoundで、100M規模の清算が発生しました。
信玄殿のツイートがまとまっていて参考になります。状況を記しておきます。
なんと…Compound Oracle参照先であるCoinbaseのDAIが強烈な買い上げで、90M規模の清算が発生しているらしい https://t.co/K0UtEQuLBA
— 信玄🐣 (@shingen_crypto) 2020年11月26日
原因
compoundの主要な価格参照先である、米国取引所のCoinbaseのDaiの価格が高騰。
(1.3$位まで上がったそう)
それにより、compoundでDaiを借りていた人達(ギリギリの担保率で借りていた人達)が清算の処理にあってしまった。
CoinbaseのDai市場は規模が小さいため、価格変動が起こりやすかったとも言われています。
今後の予防策は?
信玄殿によると、簡単には対処ができないよう。
今回の件を受けて改善が議論される事になりますが、攻撃前提で考えると”攻撃者のみが知るタイミングでアビトラ出来る”事が穴になりやすいので、MakerDAOのOSMみたいな仕組みも攻撃耐性が強いと感じました(1時間Delay)
— 信玄🐣 (@shingen_crypto) 2020年11月27日
AggregatorのFlashloan対策もそうですが、ちょっとしたポイントが効果大きいなと
(MakerDAOのOSMって何だろ?)
compoundでクリプトを借りて運用する場合は、清算をさけるため、担保率を高めにしておくしかないようです(例えば150%に設定するとか)
ワイのポリシー
基本的に、クリプトを借りての運用はしません。今回のように、何が起きるか分からないのがdefiですし、ポリシーとしていつもニコニコ現金払い、借金するのが嫌いなんですw
当然、今回のようなアタック・事故以外に、担保に入れているクリプトの大きな価格変動(価格下落)もありうるからです。
目先の高利率に惑わされて、大切な元手を無くしてしまわないようにしましょう❗
(あと、最近はGasfeeが高止まりしていること、利率がいわゆるガバナンストークンの価格次第なこと、元手が少ないと稼げないなど、厳しい状況が続いています)
追記
仮想通貨詐欺における最大規模クラスのPlus tokenで、中国当局は4300億円を没収。国庫に入るらしい、被害者に返さないんだね😓
過去記事
「合言葉はお役だち」
今後もDefiをウォッチしていきます。