こんにちは、たつぞうです。
BlockFiから撤退することに
経緯は、ポロニエックスのマージントレードに伴うトラブルでした。
詳細は過去記事をどうぞ。
年利6%を捨てるのはもったいないですが、GOXしたら元も子もないですからね。
確認不足も多にに反省しなければいけないんですが、BlockFiは、クリプトで運用益を得て、それを貸し出し客に利子としてバックしてるんだと思ってました。
それが実態は、30%ほどを「起業(恐らく仮想通貨のスタートアップ)」、その他にも、仮想通貨購入資金(18%)、借金返済(12%)など、、、
これまで、9割以上(大げさではなく)の、仮想通貨プロダクトの、資金持ち逃げや開発とん挫を見てきて、この貸出し先は「やばすぎるだろ」の一言です。
その他の貸出用途先も、あまり信用が置ける相手とは思えず、回収スキームはどうなっているんでしょうか?
しかも、借り手には開始時4.5%の利率で貸してるらしいことが記載されてますが、貸し手への6%の利子との差はどうやって賄ってるんでしょうか?私の資料の読み込み不足なんですかね。
ましてや、今後、仮想通貨マーケットがどうなるか分からない(最後の株高のあと、リセッションの可能性もある)状況です。
Geminiのカストディサービス(これも主は保管に関してで、預金保護ではないはず)の詳細な内容や、担保の確保方法など、安心して貸し出しができるレポートが、BlockFiから出ない限り、ここへの貸し出しは厳しいと判断しました。
過去、マウントGOXや、CC、最近でもバイナンスなどがハッキングされたように、ただでさえ、クリプトについては、常にGOXのリスクが付きまといます。ここで、ハイリスクなレンディングを行うことはないと考えます。
金曜日の午前中に引き出し申請をして、まだ現時点で着金はしていません。もともと7日間程度かかるようなことが記載されていましたので、待ちたいと思います(じれますが、、、)
次のレンディング先は、、、
ただし、ガチホすると決めたBTCを、ただ手元に置いておくのも得策とは言えません。よって、次のレンディング先を検討してみました。
〇海外
ポロニエックス、ビットフィネックスともに、リスクが高いです。却下。
〇国内
・Coinnon・・・現在新規受付停止中。
・ビットバンク
最低1BTCから貸出可能。ただし期間は1年間拘束されてしまうため、他に有望な貸出先が出てきたときに、動かせない。
過去、XEMをホットウォレットに保管していてハッキングされた。けれど、その教訓を活かして、保管については改善されている。
貸出期間も2週間(年利1%)~最大1年(年利5%)と選択できること、最低貸出額が「10万円相当」と低額であること、マネックスが入り、色々な面で安心できる。
最近、モナコインの新規上場の際に、運営が売り抜け疑惑もあるにはあるんですが、ここは消去法(´;ω;`)で、当面、コインチェックでの、短期レンディングを選択することにしました。
2019.6.8 15:30追記
CCを利用するにあたり、不明な点があったので問い合わせました。
①レンディングにかかる手数料
②レンディング中の仮想通貨がハッキングにあった場合の対処
以下は問い合わせへの回答メールです。
「いつもCoincheckをご利用いただき、 誠にありがとうございます。
Coincheckカスタマーサポートでございます。
お問い合わせいただきありがとうございます。
ご相談いただいております内容につきまして、 下記のとおりご案内申し上げます。
それぞれご確認くださいますようお願いいたします。
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①貸出申請を行っていただく際に、 お客様に手数料などを請求することはございませんので、 その点はご安心くださいませ。
②貸仮想通貨サービスを含む当社サービスにおいて、「 ハッキングなどによる仮想通貨流出が生じた際の対応」は、 実際に生じた事象により異なってまいります。
そのため、 この度のご質問をもって具体的な対応内容などはご案内できかねる 次第でございます。
当社といたしましても、より多くのお客様に当社サービスを安心・ 安全にご利用いただけるよう、安定したサービス提供の継続、 更なるセキュリティ強化やユーザビリティ向上に努めてまいります 。
ご希望に沿う内容をご案内できず大変恐縮ではございますが、 何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」
ハッキングに関しては、仮想通貨を取り扱うものにとって、永遠の課題であり、つきものですね。これからもイタチゴッコのように、技術革新が繰り返されていくのでしょう。
午後になって、ポロニエックスから、貸し手に対して何らかの対応をするという話が出てきていますが、この辺りのリスクに関するお手当てが、界隈は既存金融よりもご粗末で未成熟であると感じでいます。
補償ができないということは、ハッキングに対して完全には防げないと公言しているようなものです。ここは、ハッキングされたらしっかり補償しますと規約に明記してほしいです。顧客資産保護の観点からも、今後の新規顧客確保の面からも必要な措置だと思います。安心して仮想通貨を購入、預託できない現状では、新規顧客など望むべくもありませんので。
今後、新しいレンディング先が出てくるかもしれませんし、既存プラットフォームが、サービス内容を改善してくることも考えられます(ぜひぜひ!)
界隈には厳しい規制がなされる可能性もありますが、新しいアセットとして認知されるためのステップとしてとらえたいと思います。
世界経済も、日本経済も、先行きが完全に見通せなくなりつつある状況です。
経済指標も乱高下しそうですが、とりあえず、メインアセットは元本確保型にシフトして様子見、仮想通貨はBTCをコツコツとドルコストで買い増ししていきます。
今後の状況をウォッチしていきます。